クリエイターの収入について書かれたページの多くは、数字を実際より大きく見せるために書かれています。ここでは代わりに具体的に書きます。膨らんだ数字を前提に計画した書き手は、何が起きるかを知っていた書き手の倍の速さでやめてしまうからです。
短く言えば、マーケットプレイスも決済もなく、自分で値段をつけることもありません。人は気に入ったものを使い、その支出の一部が、その人を連れてきた側に戻ります。
実際に来るのはどういう人か
書き手の多くは、興味からというより苛立ちを抱えてやってきます。その苛立ちはたいてい、次の三つのどれかです。
特定の声を持つキャラクターを別の場所で作ったのに、その場所が声をならしてしまった。来歴のあるキャラクターを作ったのに、その場所が来歴を忘れ続けた。あるいは、友人三人にキャラクターを渡したいだけなのに、アプリを入れさせずに渡す方法がなかった。
だから最初に書いておくべきなのは、多くの人は稼ぐために始めるわけではない、ということです。収入は、本来の目的が動いたあとに使えるようになるものです。
作る、試す、渡す
ここでのキャラクターは一段落のプロンプトではありません。名前、説明、来歴、話し方、冒頭の場面、そしてどう感じられるべきかに合わせた生成パラメータ — もっと慎重に、もっと軽く、もっと短く、もっと饒舌に — を持ちます。
どの項目もあとから編集できるので、一度で当てにいくのではなく、実際の会話の運びに合わせてキャラクターを直していけます。
そのうえで試します。自分のキャラクターと本当に会話してください。どこで声が崩れるかに気づく。記憶が何を取り違えたかに気づく。直して、もう一度やる。二十分で作ったキャラクターと一週間かけたキャラクターを分けるのはこの工程で、その差は、話している相手が言葉にできなくてもはっきり伝わります。
共有は既定ではなく、選ぶことです。リンクを作らないかぎりキャラクターは非公開のままです。一度も共有しない書き手もかなりいます。書くための道具や、自分だけの相手を作っているわけで、それはこの製品の完全な使い方です。
配分は実際どう動くか
共有リンクが仕組みのすべてです。ひとつ作り、自分の読み手がすでにいる場所に置けば、それを開いた人はそのままキャラクターとの会話に入ります。ダウンロードページも、登録の壁もありません。
そこから訪問者は離れるか、留まるかで、ダッシュボードにはどちらの数字も出ます。あなたのリンクから来た人はあなたに紐づき、その人が使ったTelegram Starsの一部が戻ります。
これが何でないか。販売ページではありません。決済はなく、キャラクターに自分でつける値段もなく、誰かがあなたから買うものもありません。経済は利用と紐づけで回ります — アプリストアが商品を売る形よりも、動画プラットフォームが配分する形に近いということです。含意も同じで、収入を生むのは、使われている作品です。
書き手が実際に得ている額
ここは、よく聞こえるように書くよりも、そのまま書くほうが大事です。
- もっとも活発なクリエイターのうち一握りが、紹介からまとまった額を得ています。
- 多くはささやかな額です。
- 何も得ていない人も多くいます。友人に共有し、友人は使わなかったからで、これはまったく問題のない結果であり、何かの失敗ではありません。
数字は労力ではなく読み手の数で伸びます。誰にも見られていない見事なキャラクターは何も生みません。ペルソナの心理に一週間かけてから、読み手を連れてくるのは運営の仕事だと思い込む前に、知っておく価値があります。読み手を連れてくる部分は、この取り決めの中で書き手が担当します。
何が作られているか
繰り返し現れる型がいくつかあり、どれもこの分野の広告が描くものとは違います。
書き手は台詞を試します。敵役を道徳的な板挟みに置いて、どう自分を正当化するかを聞くために。語学の先生は、崩れた文法の三百通のあいだも役を崩さない、辛抱強い母語話者を作ります。ロールプレイをする人は、人間に割ける時間より辛抱強い相手役を作ります。
共通しているのは、キャラクターは人格を持った道具であり、その人格こそが道具を機能させている、ということです。
そのあとキャラクターはどこへ行けるか
読み手がついたキャラクターには、共有リンクの先に二つの道があり、どちらも作り直しの要る別製品ではありません。
独自の@名前を持つ単体のTelegramボットになれます。作るのはTelegramなので、ボットはあなたのアカウントのものです。そこからグループを回したり、Telegram Businessのメッセージに答えたり、チャンネル投稿のコメント欄を受け持ったりできます。
どちらの道でも、同じキャラクター、同じ記憶、同じ編集のしやすさが残ります。公開したことで固定されるものはありません。